藪睨みの語源、左側、東側にいる人を見る

 藪は草木が茂っている所です。どうして「目」
と関係があるのでしょうか。 この表現も古代
エジプト語の「左目」を表す「iabt=ヤブチ」へ
の当て字である事が分かります。前にも述べ
ましたが、古代エジプトでは「北を背にし、南
を向き」方角を決めていました。「指南」と同じ
考えです。「左=東」になります。「左」の中に
「後ろ=肘のある所=hidi=hd」「ar=日が昇る」
が含まれていると述べた事があります。沖縄島
を国頭から見ると喜屋武岬が最南端の区域だと
述べました。北にある国頭、クンジャンには「北」
を表す「hd=hidi=比地」大滝があるとも述べま
した。最後になりましたが、私が「東」の言葉に
最初に気づいたのは沖縄島の「東」に突き出た
勝連半島の「東」にある島の名が「iabt=yabti=
藪地」島です。英語では「year」の「y=i」です。
「iabt=yabt=yabuti=藪地=東」である事が
分かります。「左大臣」でも分かるように「左」
には地位の高い方がいます。




 ヒエログリフのアルファベット表記
 は次の通りです。




 ヒエログリフ  日本語   英語




 iAbt     左の目    left eye


 iAby     左手      left hand


         東       east





Middle Egyptian Dictionary
2018
Mark Vygus
(15.3 mb)
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