ミャー・シルの語源、汁ばっかりで具が無い汁、イントゥ・マヤー 11

 汁に「具が入っていない」汁だけの汁を

首里方言では「ミナ=ンナ」シルと言い、

名護方言では「miyya=ミャー」シルと言い

ます。名護方言が語源に近く首里方言は

変化形だと分ります。お汁に「何も入って

いない」時には「ミャー」シルと言いますの

で、喋った事に「真実が含まれていない」

時に、「真実が含まれていない=ミャー」

「クトゥ=事」と言う表現があっても良い

事が分ります。「嘘」の首里方言はユクシ

ですが、名護方言では「ミャー」「クゥトゥ」

です。名護方言には「水」を表す「maya'=

マヤー」川がある事も述べました。「maya'」

の変化形が「miyya」です。 名護方言には

アッカド語と語源を同じくする二種類の「水」

が残っている事に気づきます。 ツイターに

アッカド語の単語だけを載せている方がいま

す。Peter BetBasoo さんです。この方が載せ

た、水のアッカド語「mu」の参考欄に「miyya」

があります。





 アッカド語とヘブル語、シリア語
 のアルファベットは次の通りです。


 アッカド語  日本語   英語
 ヘブル語 (H)
 シリア語 (S)
 ツイター (T)



 maya'   (S)  水     water


 miyya   (T)  水     water



 mayim (H)  水     water


 mu'       水     water


 me'       水     water


 ma'me'     水     waters 
       (複数)   (plural)




Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France