マラか、未だか、楽市楽座、奈良、奈落の底
未だか、未だ始まらないかという表現がありますが、
この表現は「ma-ra=マラ」だったと推測できそうです。
沖縄方言では「da=ra」の変化は良く起ります。何時も
の例ですが、太陽を「ti'da=ティーダ」という地域と
「ti'ra=ティーラ」という地域があります。楽しいは
娯楽の「raku=楽」と音読みがあります。「raku=楽
=楽しみ=祭り」と推測できます。奈落の底の「raku
=落」は「底」と推測できます。「とても」良い所が
奈良ですので「奈=とても、限度ぎりぎりの、究極の、
最後の」と推測できます。 奈落は「最後の、究極の、
境界線の端っこの、底の底」と推測できます。「落=
raku=底」と見なして良いでしょう。今まで一所懸命
に働いた」と思うほど働いたなら「raku=楽」が出来
るでしょうが、怠けていた人は奈「落」の「底」に落
ちると想像されます。 「ある範囲」の「最高の状態」
が「楽」で、その逆も「落」で表されています。私は
「楽=ra」で「落=raku」と推測しています。即ち、
「ku=苦=否定、逆の方向」です。 そう考えると、
ある範囲の「上限」が「ra=楽」で、その反対の
「下限=底=落=raku」と推測できます。楽市楽座
は何時も催される訳ではなくて「特定の日と場所」
を「決めて」「行われた」「行事」である事が分り
ます。
ヒエログリフのアルファベット表記は次の通りです。
ヒエログリフ 日本語 英語
ra 限度 limit
終り end
手柄、功績 feat
行動 activity
範囲 range
奈落の bottom
底 (of something)
rA a ra と同じ意味
ヒエログリフ辞典
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