ウチアタイ・スン 心当りがあるなら

「話し相手の言葉で自分の心の隙間、

虚を突かれ、恥じ入る、忸怩たる思い

をする」状態を、沖縄方言ではウチ

「atai=アタイ」スンと言います。この

状態は「言葉が体の中に入って来て

「内なる心臓を叩く、心臓に当る」

状態と言えるかもしれません。心に

「響くのは=当るのは」の名護方言は

「ataishu=ataishi=アタイシ」ヤです。

ウチアタイの「内=心中=心」と見なす

と心に「当イシ=ataishu=ataishi=

アタイシ」になりますので、言われた

事に「心当り」がある状態と言えるで

しょう。現代は古代より「薬への依存」

が大きいでしょう。この薬が効くか効か

ないかを表す言葉、即ちこの薬はこの

病気に「効くか=当るか」その「効果が

あるのは=ataishu=ataishi=アタイシ」

ヤが元々の使い方だったようです。


  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語  日本語       英語


  ata''ishu  心当りがあるなら  why have you not
         情報か注意を与え  given me advice
         て欲しい      and information

         内で受け取った   taken internally

        外で施された    applied externally


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
A part 2 の参照ページ
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