2016-04-01から1日間の記事一覧

ブチ・カマチ、やっつけての語源

「 打ち嚙ます=やっつける」は名護方言の「食べさせて=kamatti=噛マチ」メーと同じ語源から派生した言葉と推測されます。嚙ます=kamasu=kamatti=噛マチ」の変化が推測されます。物理的に相手を攻撃して酷い「精神的打撃」も与える事が打ち嚙ますの「ka…

欲張っての語源、気持を表す言葉

気持を表す言葉がアッカド語の「kabattu」です。それから派生した言葉が、「よかばってん」に含まれている「かばって=kabatte」であると述べました。「心理」を表す言葉の一つに「欲張る」があります。「欲張る」の基本形は「yo-kubattu=yo-kubatte=欲張…

ガンマリの語源、悪戯をして玩具が動かなくなった

幼稚園児がおもちゃを使用目的以外にも工夫して遊ぶ時があります。それをやり過ぎると玩具を「壊して」しまいます。「壊れた」玩具は「動かなく」なります。「機能停止」です。 もうこの玩具では遊べなくなります。この玩具での遊びの「終了」です。 「悪戯…

頑張りました、一件落着、終了

ある仕事を任された部下が部課の責任者に「gambari=頑張り」ましたと報告する時は仕事が「終った、終了した」時でしょう。仕事を部下に任した責任者が、仕事をした部下に良く頑張った、「gambaru=頑張る」と良い事があるねと、労いの言葉をかけるのも仕事…

シカマチ、シカバチ、びっくり・不安、動揺させる

ある「危険な行動」を側にいる人が突然すると「びっくりする」でしょう。側にいる人を「不安にする、動揺させる」やり方を名護方言では「死=シ」「カバチ=kabatti=kabattu」と言います。シカマチと言う場合が多いようです。「b=m」の変化を考えるとシ「…

虎の威を借る狐の意味、仮面を被った

虎の「威を借る」の「借る=利用する」です。人の「帽子やお面」を借りたら「kaburu=被る」でしょう。虎のお面を「kabutta=被った」狐は虎の威を「被った=kabutta=借る」狐と言われています。「被った」の意味が他人の物を借りて被る、即ち「借る=借り…

痺れての語源

小さい状態だけでなく「動きがない、少ない」状態を表す言葉にも「sipru=書類」の音は使われているようです。普通の人は簡単に歩けます。しかし殆どの人は「長い間」「正座した後」は足が「sipru=sbru=sibire=痺れ」ているでしょう。「立ち上がって直ぐ…

言いそびれての語源

物が「小さくなる」、物を「小さくする」には少なくとも、二種類の方法があるようです。一つは「干からび、乾燥して」小さくなる場合と、「切り裂き、割って」小さくする方法です。物が「小さくなる」状態を「気持が小さくなる」状態に例えた言葉が「言いそ…

ヤケッパチの語源、心が荒んでいる

「b=p」の変化が分ると「一か八」だけでなく「ヤケッパチ」も同じ語源から派生した言葉だと分ります。 ヤ「ケッパチ=keppatti=kebatti=kabatti=kabattu=気分、気持」です。悪い状態は「ヤ」の音で表せる事が分ります。「wiyana =嫌な=iyana=yana=…

よかばってんの語源、気にしなくても良いよ、私はどうでも良いよ

九州で使われている「よかばってん」にも「kabattu=kabatte=庇って=有り難い、感謝、良い気持」と同じ音が含まれている事に気づきました。「一か八」かの例だけでは私の分析、推測は信じられないと思う人もいたかもしれませんが「よかばってん」の語源も…

夕暮時の語源、魚、時雨

時雨にはなぜ「時」が使われ「し」と読ませ、「雨」を「ぐれ」と読ませるのでしょうか。夕暮の「夕」と沖縄方言の「ewu'=iwu'=イユ=魚」は同じ音です。魚は「水」が無いと生きて行けません。「時=夕=魚=暮=雨」と推測されます。「時間」は時々刻々「…