釣る、蔓、プックルー

プックルーの「ルー=ドゥ=du」は「袋=プックイ=プック=

pukku=丸い容器」が物を「掴む=ルー=ru=du」と擬人化した

表現です。 魚が餌を「歯=zu=tu=ツ」で「ル=ru=du=掴む」

のが「釣る」です。衣紋がけや釘などが服をその歯で「掴む」の

が「zudu=turu=吊」すです。ヤモリは天井、「屋」根を「掴み

=du=ru」動き回るので「ya'du=ヤードゥまたはヤールーです。

沖縄方言では「du=ru」です。それだけ分ると他の植物、石、岩、

柵などに、その茎や巻きひげなどで「食い付き、絡み付き、勢力

範囲を広げる植物を「巻きひげや茎=zu=tu=ツ」「ル=ru=du

=掴む」、ツル、蔓と言う理由が分ります。


  シュメール語とアッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  シュメール語  日本語     英語

 
  ZU       歯       tooth

  DU       掴む放さない  to hold
          掴み保管する  to keep in custody

  ZU DU      噛み付く    to bite

  ZU UR      歯で破る    tear with teeth

  puquddu     入れて保管する deposit


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
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