シカー・フン 二人に一緒に成りたい行為

好きな相手の「心を宥める、
良い気持にさせる」事が「二人」
が「一緒になる」秘訣かもしれ
ません。「宥める、煽てる」の
名護方言は「psycha'=シカー」
フンです。男女が「一緒になる、
一緒に住む、結婚する」には
まず出会った後は最初に「心を
合せる」事から始めます。この
人とは上手くやっていける、心
も体も「合せたい、重ねたい」
と思うようになると沖縄の八重山
では女が男に「min=ミン」「サー=
sah」と呼ばれる「5いつの」「世まで
も=4」の文様の入った「帯」などの
「織物」を贈る習慣がありました。
今風に言うと「スカーフ」のような
物かもしれません。どちらも体の
一部を「帯のように巻く」「繊維で
出来た物」です。重ね着と言う表現
があるように「衣服」は「生地と生地」
を「合せて」作ります。「合せる」の
名護方言は「arf=arfun=アーフン」です。
昔は服だけでなく「風呂敷」ような「巻く
物」や「袋の形の入れ物=バッグ」も
「繊維」で作っていました。


ヒエログリフのアルファベット表記は
次の通りです。

ヒエログリフ (H) 日本語 英語
シュメール語 (S)

arf (H) 合せる to combine
包む(風呂敷) to wrap
囲む to enclose
入れる to contain
入れ物 container
袋、バッグ bag

arft (H) 巻いた wrapped
シールを貼った sealed

arf nTr (H) 織物 textile
生地 fabric

MIN (S) 二、2 two

sAH (H) 上げる give,grant
ヒエログリフ辞典
の参照ページ
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