2016-09-20から1日間の記事一覧

初物の語源、毎年収穫しているが今年は初めて取れた食べ物

毎年収穫しているが、今年は初めて取れた新しい穀物や果物などの「食べ物」は「hat=hatu=初」物と言います。 ヒエログリフのアルファベット表記 は次の通りです。 ヒエログリフ 日本語 英語 HAt 食べ物 food Mark Vygus の ヒエログリフ辞典 1013 10…

ヤナームン・ルエームンの語源、悪い人や物

どうしてあの人と付き合わないの、どうしてあのブランドを買わないと言われたら、自分に酷い事をする人や、自分にとって悪い物、役に立たない物なら、名護方言では「悪い人や物=ヤナームン」「ルエームン=lue'mun=lemnu」と説明します。 アッカド語のアル…

散らかすの語源、結んでいた紐を解く、バラバラになる

野菜などを「束ねていた」紐を「解く」と野菜はバラバラに「散らばって」しまいます。「紐を解く=ti-rakasu=散らかす」と推測されます。「ti=チ=血」が騒ぐは「普通ではない、いつもの通りではない、逆上する」事です。「ti=逆=反対」と推測されます。…

堅物の語源、辛い点を与える先生

ちょっとやそっと、煽ててもその手に乗らないで「辛い」点数を付ける先生が「qa-t,abtu=qa-tabutu=カタブツ」堅物の原義かもしれません。新約聖書には「地の塩」の表現があります。先生は生徒に「嫌がられても」「生徒に厳しく、辛く接する」方が「世の中…

タッチュー、カチューの語源、鋭く上向きに尖って聳える

「上向きに鋭く尖っている」状態の岩山や山があります。 沖縄には伊江島にある、イー「タッチュー=t-as,u」や本部半島にある「カチュー=q-as.u=嘉津宇」岳があります。尖っているという事は「先細り」です。山の頂上は山の麓より「狭くて細い」のは普通の…

若気のいたりの語源、まだ青二才、ワケギのようにひ弱い

栴檀は「双葉」から芳しと言われています。「若造」はまだ青「二才」とも言われます。「双=二=若い=未熟=まだ青い」と推測されます。「warqa=若」気のいたりの意味は「まだ青い=若い」ワケギのようなひ弱さを表しているようです。 アッカド語と関連諸…

写楽、写真の写の語源、刺して、裂いて書いた、サチャール 2

写真はなぜ「写」の音の漢字を使うのでしょうか。「見たまま、ありのまま、生の、自然の」姿を「書く、描く」事を「sha=写」生と言います。筆写の写も同じです。 メソポタミアの楔形文字を「書く」時には粘土に筆記用具の小さな耳掻きのような物を「刺して…

這い蹲うの語源、地面を這う、地面に張り付く

脚に関する言葉は「膝を曲げる」動作と関係がある言葉が多いようです。「腰を下ろす」事の実態は「膝を曲げ」て「座る」事だと前に述べました。「蹲う、蹲る」は「脚の下、足の方に向う、動く、一種の蹲踞の姿勢」である事が分ります。 「地面に近い方への動…

アヌ・ヒャーの語源、尊敬できない人、間抜け2

世界中のどの言語にも人を「罵倒する、罵る」言葉があります。 人を罵る沖縄の方言に「あの野郎、くそったれ」に相当する言葉が「annu=アヌ」ヒャーです。あの野郎の「annu=anno=あの」の原型です。この表現は「アッカド語と全く同じ」です。普通語には「…