2011-01-01から1年間の記事一覧

津軽海峡の向う側は行くのを諦めた地域か?

古代の日本人と言うべきか、シュメル人と言うべきか分りませんが、津軽までやって来た古代の人びとは、 津軽海峡の向う側に行って住むのを「諦めていた」と考えられます。 シュメル人の表現には冗談に近いの もあります。繊維は古くなると「擦り切れ」ます。…

ナンドルハンと難渋とナンジュ・アラン、ナンジュカ

鰻のようにヌルヌルしているのは「掴み難い」です。 名護方言では「namduru=nanduru=ナンドル」ハンと 言います。「難しい事」、「nandai=難題」に面した なら直ぐには解決出来ません。「namzu=nanzyu=難渋」 します。「namdo=nando=難度」の高い問題…

島を船に例えると島津や島尻は船尾です

島を舟に例える事が出来ます。日本民族が舟に乗り南から北に向って進んで行ったと仮定したら 北が舳先で南が艫です。沖縄島の艫の部分の名前は「si-madiri=島尻」で、九州島の艫の部分には 「si-madu=島津」があります。「mada行音=艫、船尾、尻の部分」…

手を握る相手

敵対していた関係でも戦いの後で同盟国になると手を「握り=nigiri」ます。手を握る のは「友好国」です。手を握る相手は古語では手を「nigirisi=握りし」人です。 シュメル語では次の通りです。 NIGIRISI = 友、友達、英語では friend

時宜に適う: 遅れてはいけません、死んでいる人は動きません、ジッとしています。

生きている物が生物です。生物は死んだら「ugo=動」きません。「ago」行音は 「動くか動かないか」と関係があるようです。 「igo=囲碁」は石を「動かす」趣味 です。「s-igo=死後」は人は「動かなく」なります。「sigo=死語」膠着です。顎で人 を使うな…

告げ口をする人と鍬に話をさせる人

イソップ物語を見ると動物を擬人化して表現している話が沢山あります。山盛り です。ギリシャ文化より古いメソポタミア文化でも擬人化が盛んだったようです。 シュメル語を学んでいると、二つ以上の言葉を結び付けた熟語はほどんど擬人化 された言葉です。「…

蝿が手を擦る足をする

両手や両足を合せた後で上下に動かすのを「sudu=suru=擦る」と言います。 二つの物が隣に並んでいると「横並び」と言います。その時にはすぐ「隣、側」に別 の物があります。「soba=側」の沖縄方言は「suba'=スバー」です。「sudu=suru」 との違いは後…

ナンタル事よ

人々が「nam-taru=何たる」事よと「嘆く」のは自分の力ではどうしようもない出来事 が起った時でしょう。今年の東北地方の大震災と津波により引き起こされた大災害がそれ に相当します。人間は「悪い天命が下される、運命が悪い時」「ナンタル」事よと言っ…

ウワー・プル・ヤー、ウワー・プル・ヤー、ウワー・フル・ヤー

沖縄方言では「ウワー=豚」です。豚小屋は名護方言ではウワー・プル・ヤーと言いますが、 首里方言ではウワ―・フル・ヤーです。「pulu=プル」が「fulu=フル」より古い言い方ですが もっと古い言い方はウワー・ブル・ヤーかもしれません。 豚は「屋敷内、…

南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経の南無について

難渋やナンヂュー・アラン、ナンジュカの意味が分ると南無阿弥陀仏や南無妙法蓮華経の 「namu=南無」も「知恵」だと分ります。「阿弥陀様」は「知恵者」ですし「知恵に満ちた=南無」 「教え=妙法蓮華経」と考えられます。 シュメル語では次の通りです。 N…

垂れる、落下する状態を表す言葉は da 行音

元気がないと「dare=だれ」ます。ダレは「垂れ」の変化形です。沖縄方言では「疲れ果て」て元気 がないのは「da-in=ダイン」と言い、元気がない人は「da-ya'=ダヤー」です。「t = d」ですので 「dei=tei=低=底」です。水は「注ぐ」と「一番低い所、一…

混ぜ返すとマゼラン海峡と南と下

島津や島尻の意味が分ると「maze=混ぜ」返すの意味も理解出来ます。右の物を左に持って行く 方法では無くて「mazu=尻=下」の物を「上に持って行き」ひっくり返すのが「maze=混ぜ」返す です。そう言えば出来の悪い「下、尻」の人の作った料理は「mazu=…

好きなので触れた人を妻にしてその人と添い遂げる

シュメル語を学ぶと「触る、妻、添い遂げる」は同じ語源の言葉を含んでいる のが分ります。その事を知るには「g」の音には「ガ」行音と「ジャ」行音がある のを思い出す必要があります。「ガソリン=gasoline」は「ガ」行音で発音されて いますが、危険を表…

ズルズルと続く関係は一方が掴んで離そうとしないからでしょう

ズルズルをシュメル語の観点から見ると「歯=zu」で「噛み=ru=du」 離さない状態です。その歯を振り解かない限り離れられないでしょう。 体を許し合う時に肉体的にあるいは抽象的に「噛み合う」関係が続く間は その関係が「ズルズル」続くのは当然でしょう…

カーラースはどこへ(帰る)?

カラスは「鳥」の仲間です。烏の沖縄方言は「gara-sah=ガラサー」です。何処に の名護方言は「dar-ni=ダーニ」です。シュメル語では次の通りです。日本では烏は ガーガー鳴くと言いますが、カラスの鳴き声を良く聞くと「アーアー」鳴いています。 エジプト…

ウカハンのウカは信じられないような現象を表現する言葉

蝶が蛹から「uka=羽化」する場面を見た人は信じられないと思うほどびっくり します。「信じられないような事=神業」をするのが「神様」です。ある「穀物神」 がの「頭=実」から生まれたのが「馬と牛」だったそうです。そんな事はあり得ない、 それは「お…

ムヌーカメーとマカイ

食事に関する沖縄方言とシュメル語やアッカド語は似ているようです。「食事時間」だよ「食べなさい」 の名護方言は「munu'=ムヌー」「カメー=噛め」です。ご飯を入れる容器は「makaiマカイ」です。沖縄 方言では「 l 」の音は脱落しますので「makai=makal…

否認と委任状: 事実と違う時には違うと言って否認します

事実と違う時には違うと言って否認しますが、嫌いな時は嫌だと言って 付き合うのを拒否します。「hi=否」の音は「否定、反対、逆」を表すのが 分ります。「hinim=hinin=否認」に含まれる「inim」の音は「言葉、話す、 言う」かもしれません。「逆に、反対…

人が集うのは何の為か

動物もそうかもしれませんが、人間が集まる、集会を持つのは宴会の為が多いです。 集まるのは「tudo=集」ウで、集会を「tudo=集」イと言います。宴会には「食べ物」 は付きものです。食べるのを名護方言では「kamun=噛ムン」と言います。魚が釣り針 に「…

手と歯や口の共通点

人間が他の動物と違うのは手と口の使い方が違うからです。手で色んな物を 「掴み」加工できます。口では色々な音を組み合せて言葉を話せます。動物と 人間の「口」の「共通」の使い方は「口」で物を「挟む、掴む」事が出来る事です。 先生は手取り足取り教え…

もう一度、してみろ、言ってみろの「みろ」とは何か

マ行音は悪い状態を表す言葉が多いようです。マ行音を含む漢字を見る と「魔物、未練、斑がある、メラメラと燃える、無謀、妄想、喪にふくす」など があります。年下の人に「悪口」を言われたら「怒り」ます。そういう時には もう一度言ってみろと言います。…

この件に関しては権力者の匙加減

世の中の出来事でどう判断するか、どの程度まで許して、どこから禁じるかを決めるのは 「seigi=政治」で、それに携わる人が「seigi=政治」家です。 大昔は祭政一致ですので いわゆる「seji=セジ」高シェーン人、精霊を感じ易い人が世の中の出来事を采配し…

ムンダニー・魚の餌とダー二・アイガ

沖縄方言では魚の餌は「mundani'=ムンダニー」と言います。人間にとって「魚」は良い食い「物=mono」 の代表だったのでしょうか。「物」の沖縄方言は「munu'=ムヌー」です。「魚=munu'=munu」ならば 「darni =ダーニ」も良い食べ物と関係があるようで…

チルーとカマドゥ: 沖縄女性の古い名前

沖縄の女性の名前には「t,iru'=チルー」と「kamadu'=カマドゥ」がありました。 織物を織る織り子だったようです。現在は「鶴子」さんと「madoka=マドカ」さんが います。マドカさんをローマ字で書き円形にして「ka」から読むと「カマド」になり ます。「…

横並びか、並び無き選手による独走か

マラソンで横「並び=narabi」の選手が多いと飛びぬけて強い選手、すなわち「narabi=並び無き 選手がいないのを示しています。この競争はそんなに厳しい競争ではないようです。 皆がやすやすと おいついて来るなら楽な競争でしょう。 固いのは簡単には破れ…

鶴の恩返しは織物を紡ぎ助けてくれた人・夫へ贈る事です

鶴が織物を織って人間に恩返しをするという物語があるのは 日本がアッカドやシュメルの文化圏内であるのが分ります。 シュメル語とアッカド語は次の通りです。 TU = 紡ぐ、(トントン音を出して)叩く、シュメル語、英語では weave, beat t,urru = 繋ぎ止…

聖なる物は純粋であるようです

聖書や聖人など「sei=聖」の音には「尊い本物の純粋な」などの意味があるようです。 「sei=性」も「清らかな」「厳かな」対象で、それを軽んじると世間の人たちから指弾され るでしょう。「純粋な」気持で接すべきなのが「性」です。 「sei」の音と「良い…

探ると願い下げ

相手がどう思っているか相手の「気持」を「sagu=探」ルと言います。「気に入らない」のは 願い「下げ=sage」です。気が荒い性格だと言う時の性格、「気質」を「saga=性」と言います。 「uru-saku=煩く」言われたら面白くありません。「心の中で」「嫌だ…

サン・スー・ル: 家・家族を悪霊から守るにはサンをするのだ

家の四つの角に挿すサン 釣るの言葉のシュメル語と日本語が全く同じ意味であるのに気づき、その事を知人の山本さんに話したら、 山本さんがヤードゥやヤールーの「du=ru」もそうではないかと指摘され、そうだねと相槌を打ったのは最近 です。そのあとずっと…

支度と馬の手綱さばき

支度の漢字を見ると「支」と「度」の両方に「SHU=手=又」が含まれているのに 気づきます。「SHU=手=支=SHI」であるのが分ります。「度」にサンズイを付けると 「渡す=手渡す」意味になります。手渡す時には「手」は「接近」するか「接触」します。 支…