目印の語源、シュメール語由来の表現

   シュメール語の「e=見る」の前に「m=
見られる対象ではなく、見る器官」を付ける
と「目=me=mi=ミー」になります。「mi-igi=
ミジ」ルシが、目印に変化したと推測されます。
「目印」は「的=殺される対象」になり、悪るい
意味があると推測されます。





 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。



 シュメール語  日本語   英語
(大文字表記)




 E       見る    to watch


         ウル語の e と同じ




 E        外へ    to go out
          出る、


          他人が
          見る事が
          出来る

  


          去る    to leave

        

          上げる   to raise 


          育てる、  to rear
          大きく    (a child)  
          する 


         

 UTU-E     日の出、  sunrise

          (宇宙へ
          日が
          出る)

          (移る、

          外へ
          出る)

          




 IGI BAR     注意して   to look at
           見る 




 IGI IL     チジレ・    to look at
         髪、

          上げて、     to raise
          伸ばして
          見ると
          長い

 IL       上げて・    to raise
         伸ばす
    





 IGI KAR    イジカー・    to watch
          ヒン

          お使いに     to see
          行き確か
          めて
          来ます
          調べる      to examine


      注 1、  IGI TAB の類義語    

      注 2、  アッカド語の baryu と同じ




 IGI LA      イジラ・    to watch
          ラン

          恐い動物
          は弄れぬ、
          弄ると
          己が死ぬ
          恐れ有り
          見るだけ


          ミジラ・
          ハン

          珍らしい、

          注意して
          見る


          いじら・
          しい

          見ると
          分かる


          ウル語の igi la

          アッカド語の nat,a'lu
                   


 IGI       目      eye
 LA       吊す     to hang


 IGI BAR     注意して   to look at
           見る 

 
 IGI TAB      見る    to look at  

         
            ウル語の igi bar


            アッカド語の ama''ru

                     baryu

                     naplusu と同じ




The Pennsylvania
Sumerian Dictionary