深傷の語源、出づを含む言葉、元々は深い傷で血が出づ、慣れない事に手を出す

「浅い」「傷」なら「血が出ない」時が多い
でしょう。深い「傷」なら「血」が「迸り出る」
状態でしょう。「深い傷=深傷」を「ふかで=
深傷」と読むとは知りませんでした。この表現
は元々は「ふかきづ」と言っていたと推測され
ます。深傷が「ふかきづ=ふかづ=ふかで」と
変化した理由は「深傷」は「手に負う」場合が
多かったのでしょう。「手」を「出す」と言う
表現があります。慣れない事に「手を出す」と
「深傷=深手」を負う事になるでしょう。




 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。



 シュメール語  日本語   英語
(大文字表記) 





 ID       出づ、       river

         (川の水が
         流れ出る)


          川内

          水路        watercourse


          運河        canal


       注:  アッカド語の na'ru
           成瀬川、川の音、
           せせらぎが鳴る
 
 


 IDIM      イヂム、      spring
          水が出る

          イヅミ、

          泉


          地下水      underground
                     water



       注: アッカド語の nagbu と同じ



The Pennsylvania
Sumerian Dictionary