煙むるの語源、雨の後の山際

なぜ「雨が降る」前後の山際の情景を
「霧や霞」で「ke-muru=煙むる」と表現
するのでしょうか。 この表現は「雨」に
関連する言葉である事は「霧や霞」の漢字
の部首が「雨」を含んでいる雨冠である事
でも分かります。古代メソポタミアの言語
ヒエログリフと漢字の繋がりは深い事が
分かります。漢字も「当て字」と見なすと
読み方も意味も分かり易くなります。煙る
は「煙むる」と送り仮名すると分かり易い
です。

          
          


 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。




 シュメール語  日本語    英語
(大文字表記)
 ヒエログリフ  






  
 MURU       煙る     rainstorm
        
           雨の後     
           の山際


            霞、    mist

            靄


 
            霧雨    drizzle


            

        注: アッカド語の  imbaru
             や muru’ と同じ


          
        
        


The Pennsylvania
Sumerian Dictionary