ウス・デークの語源、戦闘開始を合図する太鼓
鞣し革の「namush=nameshi=鞣し」に含ま
れている「sh」の音は「ush=usu=臼」に含まれ
れている「臼」と同じ意味があると推測されます。
「臼」は穀物を「粒にする=潰す」道具です。生
きている動物を「潰す」事は「殺す」事です。「臼
=ウス」「デーク=太鼓」は敵を「潰せ」と号令を
かける時に「大きな音を出す」太鼓です。 古代
メソポタミアのシュメール語の「殺す=namush」
は「nam」と「ush=臼=潰す=殺す」から出来て
いる合成語です。「nam=運命」です。「namush
=死ぬ運命の日がやって来た=死」になります。
穀物を「潰す」のも穀物が「大きく稔った」後で
行います。その時が「稲穂」などの「運命の時=
臼に入れられて潰される時」です。
シュメール語のアルファベット表記
は次の通りです。
シュメール語 日本語 英語
(大文字表記)
USH 殺す to kill
死ぬ to die
死んで to be
いる dead
死 death
NAMUSH 死 death
NAM 運命 fate
The Pennsylvania
Sumerian Dictionary