アパラギ・ミドゥンの語源?翔んでいる女

 もう40年は過ぎたでしょうか。かなり

前に「翔んでいる」女という表現を最初

に聞いた時には、この世の中にはそういう

タイプの女がいるんだと思いました。 前

にも述べましたが、沖縄の宮古島の方言

では美人は「apparagi=アパラギ」ミドゥン

と言います。「appa」行音は「這い上がる

動き、上に行く動き、飛ぶ、羽」と関係が

ある事が分ります。寝ている時に一番高い

器官は「appu=鼻」で、起きている時に

一番高い部分である頭部、首の上にある

器官が「appu=鼻」です。溺れそうに

なっている時に「水面に上がろうとする」

動きが「appu=アップ」アップです。 

アパラギの原義は美しいと言うより

「元気溌剌とした」人で周囲を明るく

する人を表すのかもしれません。「元気

溌剌」とした人は「kappu=kappa=カッパ」

ツ、活発とも言います。女性は「おかっぱ」

髪の頃が活動が活発で可愛いです。美人

コンテストの最終選考会に出場する人は

「僅か」です。「篩にかけられ」て「選ば

れた」少人数です。




 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語    英語


 kappu     翔び方を   to teach
 s,apa'pu   教える     to fly
        

 kappu     羽、     wing



        翔ぶ    to fly
        


 nappu     篩に     to sieve
        かける

                                                      
                                               

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France


Glosbe English Akkadian
Dictionary