五と六の違い、四の五の言う
なぜ「四の五の言う」のような表現がある
のでしょうか。 多分「五は通常の範囲内」を
表す音と推測されます。 片手で出来る事と
両手を使いやっと出来る事の差は大きいと思
われます。 片手には「五つ」の指があります。
簡単に片手で出来る事なのに、文句を言って
どうする。「四の五の言わず」さっさと片付けろ
と言われるでしょう。「片手を越える、五を超越
する」と難しくなるようです。 「roku=六」でなし
は「劣悪な」人です。「六=roqu=ruqu=四の
五の言っておれない状況=普通の状態から
遥かに掛け離れた難しい状態」と推測されます。
難かしいを「六」かしいと表記した人がいます。
道理に適った使い方である事が分ります。 六
の沖縄方言式発音は「ルク=ruku」です。
アッカド語のアルファベット表記
は次の通りです。
アッカド語 日本語 英語
ru'qu 遠い distant
遠く faraway
離れた
場所
ru'qish 遠く far
離れた
rahhi'qu 遠い far
遠い所 faraway
遠い distant
注: h の下に発音符合の
小皿の印があります。
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France