ヒンガス・ンの語源、逃す、殺さない、死と鈴の音の変化

「す」の音は二つ続くと「ず」の音に変ります。

「つ」の音が「づ」の音に変るのに似ています。

鈴や続くのような事が色々な表現でも見られる

と推測されます。「gaz=殺す」が「ガス、危険

な気体=gas=kas=粕=絞り取る、潰す、殺す」

に変化すると推測されます。「殺さないで許す」

時には「no=否定」を「gaz=gas=がす」の前

に付けると「no-gas=逃す」になります。逃す

首里方言は「hin-gas=ヒンガス」ンです。目

の前にいたら逃げるのが見えますので、許され

ない場合が多いでしょう。「hind=後ろ」なら

「見えない」ので「逃げる」事に気づかない

場合が多いでしょう。意識的に 逃がすの名護

方言はピンガフンですが、見「逃した」はピン

「ガチャ=gas,=gas=gaz」「n=ン」です。

「pin=hin=後ろ=前の否定→否定=n」と推測

されます。「gas,=gas=gaz=殺す」の前後に

「hin=pin=n=否定」を加えた言葉が「逃がす

=ヒンガス・ン」と「逃がした=ピンガチャン」

と分析できます。



 シュメールの語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 シュメール語語  日本語  英語


 GAZ      殺す     to kill

        屠殺する   to slaughter

        潰す、粉   to grind
        にする

        打ち据える  to thresh
        脱穀する

        やっつける  to beat

        処刑する   to execute

        死刑を    to impose a
        科す     death sentence



ペンシルバニア大学
シュメール語辞典