切る、登り切るの語源、周り、周囲、境界線、最後

頭の周りに生えている物が頭髪です。それが

長くなり過ぎると「kilu=切る」「kili=切り」

ます。「kalu=刈る」と表現します。丸刈り

ように「kali=gali」と変化する事が分ります。

境界線を示す事が「kilu=切る」の意味にあり

ます。布を「kilu=切る」と切った所が「端っこ」

です。それが分ると登り「切る=kilu」は、その

山の「頂上に着いた」事が分ります。「kili=kilu

=終り、最後、端っこ」がないと、いつまで続く

か分りません。「kili=キリ」が無いと言います。

「kili=境界線、終り」が分る言葉に今日はこれで

打ち「きり=kili」、これっ「きり=kili」があり

ます。籠の鳥が鳥籠から出られ無いのは「周囲」

に「囲い=kilu=逃げられない境界線」がある

からです。



 アッカド語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語  英語


 ki'lu       区域、     section
           区切られた
           地域



 is,s,ur    鳥籠   a bird
 ki'lu           cage


 is,s,u'ru    鳥    a bird




シカゴ大学アッカド語辞典
K の参照ページ
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380
381



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France