ユナ、ヨナが付く沖縄の地名、与那原、与那城、与那覇岳

    前に「nagu=ナグ」の音が入っている言葉は

「海岸、沿岸」の意味があると述べました。「浜辺」

と「沿岸」の意味の「二つの言葉を並べ」て出来た

地名が勝連半島にある「ヨナ=ユナ」「ナグ=nagu」

シク、与那城と推測されます。バルの音には見晴ら

しの良い「山頂と海原」の意味があると述べました。

それを考慮に入れると与那原、「ヨナ=ユナ」「バル

=baru」も「海辺」と「海原」を合せて出来た言葉と

分ります。「海原」は同じ意味の二種類の言葉を並べ

た言葉と推測されます。即ち「海=広々とした水平な

所=見晴らしの良い所=baru=bala=原」です。那覇

近郊にある与那原は海に面した町ですので、その名前

の通りの町である事が分ります。  なぜ沖縄本島

「一番高い山」の名前が「与那覇」岳であるか、その

理由も「覇者」の意味が分ると簡単です。「一番上に

も与那嶺と同じように多少と同じ構造になっています。

後ろの「一番高い所=嶺=覇=一番上の地位」の意味

になっている言葉が「与那覇」と「与那嶺」です



 アッカド語とシュメール語
 のアルファベット表記は次
 の通りです。
 

 アッカド語 日本語    英語
 シュメール語
(大文字表記)




  BALA    水煮する   to boil meat
         (肉を)     (in water)

          流れ出る   to pour out

          水が外に
          出る

          水を引き   to draw water
          入れる





 agu'    波       wave

        洪水     flood


 nagu'    海岸沿い   a coastal
        湖畔      area

        岸        shore     

 nagu'    島       an island


 nagu'    列島    an archipelago

        群島  

        島々 



 baru'    上る   to rise 

        登る



 baru'     目を配る  to keep
  A            an eye on
 

        見る    to look upon   

        注意して  to watch over
        見張る

        調べる   to inspect


   
       

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France