チンダミ、調弦の為に試し弾き音を聴く三味線用語

 沖縄でサンシンを弾く人は「チンダミ」をするそうです。

私は全くサンシンを弾けませんので、子供の頃に聞いた時

には珍しい用語をサンシン業界では使うと思っていました。

チンダミは「聴的味」「聴的美」などの当て字が良いかも

しれません。沈思黙考の「t,emu=timu=tim=沈」と同じ

言葉への当て字が「t,emu=timu=tim=聴」だと推測でき

ます。ティンサグヌ花の「聴く=t,emu=timu=tim=ティン」

と似た音、同じ意味と推測できます。聴覚、聴診の「聴」は

「聴く」状態を表します。その音は「調弦」の「調」と同じ

です。チンダミは「調弦」とも言います。聴覚の「聴」と

調弦の「調」は「聴く」事を表していると分析できます。


 アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語     日本語      英語

 

  t,e'mu       聞く       to hear

            学ぶ       to learn


  t,e'mu shaka'nu  命令や指示を   to convey
            遠くにいる人に  a instruction
            与え・知らせる
               

            手振り身振りで
            命令・指示を
            与える


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile de France