ならず者やナランドー、これのみならずあれも欲しいとは許されない

 「許す、許さない」と言う表現を使う場合には「許容範囲」

と関係があります。 「nadadu=naradu=ならず」者は「良く

ない人」ですので、特定の場所へに入る事を「許されない」と

推測できます。ならず者は「駄目だ」の名護方言は「nadadu=

nadando=narando=ナランドー=駄目だ」と言います。一つの

範囲だけで無く二つの範囲に跨る時には「〜のみ」「ならず=

naradu=nadadu=nada'nu」と言います。これのみ「ならず」、

あれもと二股かけるのは「許されない」場合が普通のようです。

「naranu=成らぬ」と「成らず=naradu」は「結果的には同じ」

状態を表すと分析できます。



  アッカド語のアルファベット表記は次の通りです。


  アッカド語   日本語      英語


   nada'nu    許さない     He does not allow
   2        認めない     me to hunt


シカゴ大学アッカド語
アッシリア語)辞典
の N, part 1 の
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