ミール・スール: 見たら良いよと人を射るような眼光の鋭い目つき

眼光の鋭い人の目つきは
人を「iru=射る」ような
「目つき」と言われます。
見たら良いよ、見なさいよ、
の名護方言はミール・スール
と言います。同じ意味の二種類
の言葉を並べて新しい意味の
言葉を作る日本語の特徴に
注目すると「目=mi'=iru=射る
=目」スールと推測できます。
「見なさい、見よ」の沖縄方言は
「mire'=です。見たら良い、見る
と良い、「見れ=mi-ire」ば良い、
は同じ事の違った表現の仕方です。
矢で動物を「ire=射れ」ば「突き
刺さり」ます。「突き刺さる、
貫通する」状態を表す言葉にも
「ire」の音が含まれていると
推測しても良さそうです。
耳に「穴を開けて」そこを
耳輪が「通り抜ける」ように
するのを英語では「pierce=
穴を開ける、通り抜ける、
貫通する」と言います。それ
で耳輪の外来語は「pierce=
ピアスと言われます。日本語
には「見通す」や「見通し」が
良いなどの表現があります。
「目」と「通り抜ける」が
関係が深いのは「網の目」
でも分ります。網の目は
目の大きさで「通す」物
の大きさを選り分けます。
「me=大きさを操作して
通り抜けを制限する道具」
と言えます。気に「入る=
iru」か、気に「入らぬ」かは
「目」を「通した」映像と
頭と心で決まるようです。
射ると体の中に「入り」ます。
「 射る=iru=入る」と考えて
良いでしょう。




ヒエログリフは次の通りです。

目の形をした絵 = ローマ字式表記は irt で、発音は ir