ナチ: 夏の語源とその派生語

ナチには「西」の意味があります。
ナチ、夏は「ナチ=西=イリ」から
の太陽の熱、「入り日」の熱が強い
時期、残暑厳しい時期です。ナチ、
夏は入り日のニチー、熱が強い
時期なのでそう名付けられたと
考えられます。日没の没は没
する、落ちる状態を表します。
「落ちる」状態、現象には
水が落ちる「滝」や「産み
落とす」のがあります。滝
には「nati=那智」の滝があり、
「産み落とした」の名護方言は
「natian=生チャン」です。
以上の事が分ると「降り
下ろして使い」物を「切
り落とす」為に使う道具
を「nata=鉈」と言う理由
が良く分ります。「t=d」
ですので「nade=撫で」切
ると「落ちる」のが分ります。
落ちるのに落涙があります。
涙の沖縄方言はナダソーソー
「nada=涙」です。荒れている
人の気持を「落ち着かせ」よう
する行為は「nada=宥」める
です。水は「穴」などの低い
所に「流れ落ち」ます。一番
大きな穴は「海」です。水面
下の動きは見えません。背中
など背後の動きも見えません。
「水面下=海面下=noti=後」
です。背中と腹を交互に地面
に打ち付けるほど酷く苦しむ
のを「nota=ノタ」ウチ回る
と言います。「nata」の変化
形が背中の「naka=中」と
考えられます。問題が「解
ける、解け落ちる、解決す
る」と「落着する」と言い
ます。そうならない状態、
容疑者が口を割らない、
落ちない状態を「naka
naka=中々」表現します。
中々「終らない、落着しない」
状態が「naga naga=長々」
です。中々や長々は「nata」
行音の変化形と考えられます。
中々解決出来ない状態が長く
続くと「泣きそうになる」
でしょう。そういう状態を
沖縄方言では「naka naka=
ナカナカー」スンと言います。
今にも泣き出しそうな状態です。
敵を「naka=泣か」す方法は
敵の城を落とす、落城させる
ようにすれば良いでしょう。

ギリシャ語では次の通りです。

naftikos = 海の(海底海中など見えない所)、英語式表記では nautical

kata = 下へ
注: この言葉は「kat」の「t」の部分が
「b, g, f, d, 」などの音に変っても同じ意味を表します。是非「kata」の部分だけでも古典ギリシャ語辞典をお読み下さい。語幹が同じだと語幹の語尾の音が変化しても意味は同じ事が良く分る単語で、日本語の辞典には見られない詳しい説明が付いています。