寝ずの番、捩り鉢巻、捩れ国会

家族が亡くなると「nezu=寝ず」の番をします。この漢字を当て字に使った為に
本当の意味が忘れ去られたのかもしれません。 亡くなると言う事は「あの世」と
名付けられた「遠い」国へ往く事です。往生する事です。「永遠の旅」へのお別れ
会が「nesu=nezu=寝ず」の番です。相当に気合を入れて「長い間」頑張る状態
が「捩り鉢巻」です。「物事が捗らない」で「ダラダラと長い時間がかかる」のが
「捩れ国会」です。「su」の音は「zu」の音に変り易いので「nezu=nesu」です。
寝ずの番の主役が「亡くなり」「nesu=nasi=寝し」ずまっている時にその傍らで
する一種の野辺の送りが「nesu=nezu=寝ず」の番です。あの世の事を「ne=根」
の国とも言います。「nezame=寝覚め」が悪い人はそうでない人より「長く」寝てい
るのではないでしょうか。「nesa=neza=長い=遠い」と置き換えても良さそうです。


  アッカド語では次の通りです。

  nesu = 遠い、英語では distant