ケーブー、外から内への動き、収容、収穫、収入、周辺、

自分の居る場所を四角や丸で「gurguru=グルグル」と
囲みその「囲みの中に沢山入っている、入ってくる」
状態を表す言葉には「erbu=erve=arve」の音が含ま
れているようです。負けた人は勝った人の「手に落る」
と言います。敵の手に落ちた城は「落城」したと言い
ます。崖っぷちは四角の角や円の四分の一の形をして
います。崖の下や穴も似たような形をしています。
穀物も実が熟したら垂れて「落ち」ます。落ちない
のは人が刈り取ります。「手に入れる、落ちる、
刈り取る」などは「erbu=arve」の音で表される
ようです。高い所から「落ちる」のは「arve=abu
=危」ないですが、「自分の手に落ちて来たら
棚ぼた、楽な良い収穫」です。偶々知人の家を
訪ねたらご馳走があり、それにありつけたら
名護方言では「kerbu'=ke'bu'=ケーブー」アイン
と言います。ご馳走を「口に入れる」事が出来
ます。「erbu=urbe=urve=arve」の音には
「収容、収入、収穫、外から内への動き、招福、
福を招き入れる」などの意味があるようです。
招き猫は一種の招福です。 猫足の「neko=猫」
には「曲っている、カーブの形」の意味があり
ます。猫脚は「curved legs」です。「erbu=abu
=urv=arv=avy=eavy」も曲った状態、垂れ下が
った状態を表します。

アッカド語では次の通りです。

ere'bu = 来る、入って来る、到着する、落ちて来る、日が落ちる、
英語では to enter, to arrive, come in, to go in, to set (sun etc.)