七夕とヌバタマ: 七夕をタナバタと読ませる理由

なぜ七夕と書いて「七=ta」「nabata=夕」
と読ませるのか、アッカド語を学んでやっと
分ったと思っています。北京音では「七=ti」
ですので、「ta」行音は七と見なして良い
でしょう。「暗くなる」時期、物が「黒く」
見え始める頃は「夕暮れ時」です。日本語
では「黒や夜」にかかる枕詞は「nubatama」
です。 アッカド語では「nubattu=夕暮れ」
です。それに「間=ma=時=頃」を加えたの
が「nubattama=夕暮れ時」です。「nubattu」
の変化形が「nabata=夕=夕暮れ」と見なして
良いでしょう。夕暮れの夕を「nabata」と読ま
せるのは、アッカド語を知らない限り理解出来
ないでしょう。七夕には「夜になり暗くなる」
と天の川を見て恋人に思いを馳せる人も多い事
でしょう。

アッカド語では次の通りです。

nubattu = 夕暮れ、英語では evening