一緒に寝ると寝首を掻かれる恐れがあります

戦国時代までは敵と同盟する為に自分の
娘を敵将の息子に嫁がせる場合があり
ました。非常に稀ではありますが、その
娘が夫となった敵将の息子の「寝首」を
「掻く=kaku」事があったようです。
「寝る=寝首を掻く=殺す=敵」と考える
事は一般に行き渡っていたようです。夫婦は
相手を「daki=抱き」「しめ」 、「抱かれ」
ます。その間に首を「絞め」て「殺す」事
も出来ます。殺す一番簡単で有効的な方法
は人が「寝静まった」頃にする夜襲だった
と推測出来ます。戦いは人を「殺す」のが
目的の場合が多かったようです。戦いでは
対策を「neru=練る」のが大事です。この
ような漢字の使い方を見ると漢字は「殺意」
を表す「neru」の音への単なる当て字、但し
上手い当て字であるのが分ります。


シュメール語とアッカド語は次の通りです。

NERU = 敵、悪意のある、シュメール語、英語では enemy, wicked

daku = 殺す、アッカド語、英語では kill

kakku = 武器、 アッカド語、英語では a weapon