シムトゥ・ヨー、済、使用済み、もう要らない、印をつける

 済の言葉は「終った」状態、「使用済み、もう要らない」などを表します。「〜しなくて
も良い、もう良いから」の名護方言は「shimutu=シムトゥ」ヨーです。 「もう終った事
だから」「気にしなくても良い」などの時にも使います。まだ使えるか、もう使えないかを
調べる時には「使用済み」で「もう使えない物」は「x 印をつけて」別の所に置きます。
まだ使える物には「○」を付けて「使用可能の敷地内に置きます」。「sumi=済」、「shime
=締」切の「sumi」や「shime」とシムトゥ・ヨーの「shimutu=shimtu」は「まだ使えるから
ある範囲内に置いて良い」状態を表す言葉と見なして良さそうです。「もう良いから」と言え
ないならば、その問題はまだ終っていない証拠です。その問題はとても解決が難しいかもしれ
ません。「shimatu=始末」に負えない問題かもしれません。「模様」を見ればそれがどこで
作られたか分る場合が多いです。民族ごとに違う模様を織り込んでいるからでしょう。服に
織り込んだ模様は「shima=縞」と言われます。「縞」ほどはっきりと別の物と「区別できる」
「印」はないでしょう。

 アッカド語では次の通りです。

 shimtu = 印、色使い、印をつける、色付けをする、ペンキを塗る
        英語では a mark, a sign, a color, to mark, to color, to paint