アリン、ウリン、あの人もこの人も王の為に働くと誓う 

あの人もこの人も行くでしょうの「あの人もこの人も」は名護方言では「arim, urim=
アリン、ウリン」と言います。戦場では特に宣誓をしなくても、部下は大将の「tame=
為」に働く、大将の命令に従うとの暗黙の了解があり、軍隊では「団結と服従」の「誓い」
が重要な要素です。「arim」や「tami, tame」などは「団体、団結」と「服従」関係を表す言葉
と関係がありそうです。 毛利家には三本の矢の話があります。 それぞれが勝手に行動
していては敵に攻撃され易いが、兄弟三人が結束すると「強く」なるのを「三本の矢」を
「束ねて」見せてその強さを強調しています。 薪は大きな木の幹を幾つかに「割って」
出来た物を沢山「集めて」「束ね」ます。薪は名護方言では「tamun=タムン」と言います。

 スメル語では次の通りです。

  tamu = 誓う、英語では to swear, to make oath

nish sharrim tamu = 王(と称される人)の為に(死ぬまで)働くと誓う
             英語では to swear for a king