恨み、怨み:  糸を引く納豆のように、ずっと後まで心に残る状態

 糸を引くように長く続く、後まで「心に残る」状態を「ura=ウラ」行音で表すようです。
糸を引く納豆のように「悪い気持」が長く続くのを「ura=恨」むと言います。「恨めしや
とこの世に出て来る幽霊は心「惹かれ」ていた相手の裏切りによる「ura=怨」みを「果
たしたい」と、あの世に行ってもまだこの世に心「惹かれ」て「怨みを果たしたい、仕返し
をしたい」と思って出て来るのでしょう。

 スメル語では次の通りです。

 UR = 引く、やっつける、負かす、英語では to drag, to beat