また会いましょう、何時が良いですか

また会いましょうと言う言葉は会合などが終った後で分れる際の一種の挨拶言葉
として使う場合と「本気で言う」場合があります。 本当に会いたいならば「いつ」に
しますか、その日の「何時」が都合が良いですかと「日にちと時間」を話し合い決める
でしょう。メソポタミアの人々は「mata=又」「会い」ましょうと言う時にはいつも本気
だったようです。いつも「何時」にするか決めていたようです。もしも約束をした二人
が愛しあっていたら約束の日が決まると、その日を「mati=待ち」に待つでしょう。
その日を待ち兼ねるでしょう。その日が来るのを待ち焦がれるでしょう。そのような
状態を名護方言では「mati=待ち」カンティ・スンと言います。何時の日、何時に会う
か決めても約束通りに来ない人もいます。その時には「mati=待ち」ぼうけを食らい
ます。「mata=又」合いましょうと本気で言う時には、二「股=mata」をかけて、もう
一か所の約束をすっぽかすような事はないでしょう。

 アッカド語では次の通りです。

  mati = いつ何時、アッカド語、英語では when

  mata = いつ何時、アラビア語、英語では when