真剣勝負と背水の陣

 剣道の試合では「死ぬ恐れは全くない」と言って良いでしょうか、真剣勝負では
「殺すか殺されるか」の勝負です。「緊張」を強いられる勝負です。 私たちは真剣
勝負の「真剣」に邪魔されて「剣道」以外での「sinken=シンケン」の音が表す意味
を忘れている場合が多いようです。「生きるか死ぬか」の「緊張を強いられる全ての
状態」は「sinken=シンケン」という音で表されると考えた方が良いでしょう。即ち
「sinken=物凄い緊張を伴う状態」と理解すべきだと思われます。前に日本語の式
トルコ語の「siki」も「数少ない」状態を表すと述べましたが、滅多に遭遇しない、
経験できない場面は「緊張する」のが普通でしょう。結婚式では当人は「緊張する」
のが普通だと考えられます。母音を強調する時にはその前後に「n」を挿入する場合
がありますので「siki=sinki」です。銀行でも「新規」のお客さんは「大事にされる」
でしょう。「真剣な態度」で接してくれます。

 トルコ語では次の通りです。

 siki = 厳しい(必死・真剣な態度で臨むべき状態)、英語では severe