筋を通せ、それは罷りならぬ:  相手に反対を主張する時の言葉

権力者がその権力を頼りにある有権者グループの意見と違う事を強行しようとすると
そのグループは自分たちだけが正しいと思い込んでいますので、権力者の強行策は
「認められない」、そのやり方には「反対」だ、「sugid=sugi=筋」を通せと言います。
スメル語やアッカド語の特徴は一つの言葉に沢山の意味があるようです。その点と
日本語は同じ意味の二カ国語を並べて新しい意味の言葉を作る仕組みになっている
点に注目すると「罷りならぬ」の意味が良く分るようになります。 アッカド語が分ると
それは「罷りならぬ」は「反対」を表す二カ国語を並べただけの言葉「makaru=罷り=
ならぬ=反対する」というのが分ります。

 スメル語とアッァド語は次の通りです。

SHU GID = 受け取る、認める、スメル語、英語では accept

SHU   = 手、スメル語、英語では hand 

   GID = 引き寄せる、スメル語、英語では drag

maharu = 受け取る、認める、反対する、敵対する、直面する、アッカド語

        英語では accept, oppose, confront, face