首里の語源: 白星を勝ち取った勝者の住む城と水が地下深くから湧き出る所

 泉は山の中腹や麓に多いと思われます。湖は山の麓に多いでしょう。山の一番高い所、嶺付近
に「水が湧く」「泉」があるのは珍しい所ではないでしょうか。那覇市で一番高い所は首里城のある
「shuri=首里」です。「shiro=城」のある「shuri=首里」です。 首里城の入口付近には龍桶という
名の一種の「蛇口」があります そこはコンコンと湧き出す「泉」の水を外に出す場所ですのでまさに
龍の口、蛇口です。そこの水は下にある人口の池、龍潭池に流れる込みます。龍潭の池の水が涸れ
たと言う話は聞いた事がありません 首里は沖縄の「酒造所、醸造の地」として有名で、その発祥の地
と考えられています。沖縄各地の酒造所も首里から来た家系の人が始めたようです。それらを考慮に
入れると「shuri=首里」の音は「泉、水所」と関係があるようです。「meziro=メジロ」は普通の小鳥
に比べて「水を飲む」姿が「siru=目立つ」のでしょうか。東京の「meziro=目白」は「水の豊富な場所」
かもしれません。「もやし」は沖縄方言では「ma'mi'na'=マーミ・ナー」と言います。これは「ma'mi'=
マーミー=豆」の芽が出た時、「na=菜」っ葉になりたての時に食べるのでそう名付けられたと考えられ
ますが、アッカド語やスメル語では複数の意味を持たせる言葉が多いので、別の意味もあると考えられ
ます。即ち如雨露でかけた霧や露、霜のような「霜=mammu=mami-zu=真水」で育てた「na=菜」です。
もやしは一種の「水耕栽培」です。マンモスは「霜の下」に埋もれた大きな動物です。沖縄には「meshiro
=前城=真栄城」という地域と姓があります。「maesiro」は水源地、泉が湧く場所かもしれません。その
地域を取り締まる役目が「前城、真栄城」家の始まりかもしれません。「maeshiro=マエシロ」は沖縄式の
発音では「me'shiru=メーシル」です。

 アッカド語では次の通りです。

meshuri = 深い所から湧き出る水、英語では water from the depths

mu = 水、英語では water

mammu = 霜、(水が)凍る、(「mami-su=mamizu=真水」に音が似ています)
         英語では frost