カネク地、カニ・ハンディトゥン、常識外れ、コンテナを閉めた後て外側に付けるシール

 海辺、浜辺は島の「外側」、海に面している所です。砂浜には砂利が沢山あります。
砂地は沖縄方言では「kaneku=カネク=兼久」地と言います。樽は箍が外れると用
を為さなくなります。人間は耄碌すると判断力が鈍りますのでそのような人に仕事
を任せる事はないでしょう。耄碌している人は名護方言では「kani=カニ」ハンディ・
トゥンと言います。箍が外れているのと同じ表現方法です。シュメル語から判断する
と兼久地、カネクヂーは「浜辺ある」場所で区域や耕作地の「外側」にあた場所だった
と考えられます。歴史上から考えるとカネクヂに人が住むか、そこが畑になったのは
つい最近の事だと考えられます。「ina-kani=田舎に」住んでいる人は人々が沢山いる
町、都会の「外」側に住んでいます。お金、「kane=金」の支払いは家庭内の労働や物
の授受には使われません。それはお家の「外」で流通する物です。

 アッカド語では次の通りです。

kaneku = シール、外側に巻く物、外側に付ける物、英語では seal

kanikku = (大兼久さんは)シールを持っている人・付ける人、英語では seal bearer

kunnuk = シール(コンテナを閉めて外に付ける物)、英語では seal

 qanni = 外側、英語では outside