実力が増し素晴らしい技術を見せるといぶし銀のようだと言われます

 全ての業界には長らくその業界で働いて相当な「腕を持っている」人がいます。その人の動作や作品
は「ibusi=いぶし」銀のようだと言われます。「ibusa」行音は「少ない、希少な、希少価値のある」状態を
表すようです。その「少ない」状態が「良い方面」に表れて「高く評価される」と「いぶし銀」のようだと
言われ、「悪く評価」されると「煙たい=kibuhhキブ」ハンとか、「言いたい放題=「i'busa=イーブサ」
カッティ」と言われたり、「ibisa=イビサー=ケチ」だと言われたりします。他人を「低い地位にある者、
小さい奴」と思い「酷く扱う」のは「ibiriu=イビル」です。標準偏差の「両極」を表す言葉が「ibisa」
行音だと考えられます。貧乏人が出し惜しみをしても「ibisa'=イビサー=ケチ」と言う人はいません。
大金持ちの「お金や物品の出し惜しみ」こそが「イビサー=ケチ」だと言われます。二つの物を比較した
時に名護方言では「良い物」をこれが「mashi=マシ」と言います。マシな物を選んだならばこれで満足、
これで十分、もう他の物は要らないというのではないでしょうか。

 シュメル語では次の通りです。

  ibsi = 充分、必要以上に沢山ある、有り余った、シュメル語、英語ではenough

  mash  = 十分(思った量より「mashi=増し」た状態)、アッカド語、英語では enough