手で掴みなさい

 物を手に入れる一番良い方法は「tede=手で」掴む事でしょう。手での音は「tede=tedi=dedi=ledi」
と変化しそうです。手でする悪い行いには「lati=拉致」があります。手で掴みなさいの「手で」は名護
方言では「ti'ti=ti'chi=ティーチ」と言います。小さい子供は自分の手で獲物は手に入れられません
ので親などが獲物を取りその中から子共に好きな物を取りなさいとと言うでしょう。親は子供に好きな物
を「torasu=取らす」でしょう。「torasu」には「取る、手に入れる」を表す二カ国語が含まれているよう
です「tor=取る、得る」と「rasu=取る、急いで取る、得る」です。取らすは「tor=rasu=取らす」で、
取るを表す二カ国語を並べた言葉なのかもしれません。祭日の金魚掬いを見ているとお客様に網など
を与えて一回で取れるだけ獲っても良いと金魚を「tor-rasu=torasu=獲らす」風景が見られます。

シュメル語では次の通りです。

RASU =得る、手に入れる、英語では get