手広く商売をしているならお客さんのいる近くに沢山お店を持っているでしょう

 日本各地にお店を持って商売をしていると各地のお客さんの「近くに」お店がある
状態でしょう。ほとんどの国民がそのお店に短時間で行けます。「近づき易い」所に
お店がある状態です。「tebi-roku=手広く」やっているのはお店が「近く」にあります
ので「tehi=tebi=近い=近づき易い」と考えられます。近くにお店が出来るとお客さん
にとって便利になりますので、お客さんはそのお店を「su-teki=素適」と言うかもしれ
ません。「T」の音は「D」の音に変り易いので「TEHI=DEHI=ZEHI=是非」と考えられ
ます。是非お家に遊びにおいで下さいと言われたら「お近づき」なったか、「近いうち」
にそのような関係になるでしょう。「是非」「お付き合い」を願いますという事になるに
違いないと思います。

 シュメル語では次の通りです。

TEHI = 近づく、英語では to approach

SHU = 手、英語では hand

TEG = 近づく、近づける、近い、英語では to approach, near

SHU TEG = 受け入れる(手を近づけて取る、手が近くに伸びて来ても
         手癖が悪いと拒否せずに、逆にその手を握りよろしくと握手を
         して仲良しになる、素適な人に対する態度と同じ)
英語では accept

注: 以上のシュメル語の意味を知ってから「手癖が悪い」の反対語は
     「素適」ではないかと思うようになりました。