手引きと手で引く

引くや弾くの音は前に別の言葉が来ると手引きや爪弾くの「biki=引き」
「biku=弾く」のように「hiku → biku」と変化します。 前に別の言葉が
来ても元々は濁らないで、「hiku」と言っていた場合もあるのではないで
しょうか。「手引き」を「tehikii=テヒキ」と言っていた時期がありそう
です。手引きをする、手で引き寄せると引き寄せられた物は自分に「近づき」
ます。あの人に「近づくな」、あの人に近づくと「teitai=手痛い」目に会う
ぞと言う場合があります。手痛いは昔は「tehitai=てひたい」と言っていた
と推測されます。

シュメル語では次の通りです。

TEHI = 近づく、英語では approach