チムララン: 来るかどうかあやしいので予定の人数に計上出来ない

 ある行事へ参加する人数を計算する時に確実に来れる人の名前を列挙して
数えて行きます。来てくれるかどうかあやしい人、あまり期待出来ない人に
言及する時にはあの人は「timu=チム」ラランと名護方言では表現します。
「timu」など「tama」行音は「計算に入れてよい、頼れる」などの意味が
あります。チムラランの「timu=チム」は見積りが出来ないの「tumo=積」り、
と同じです。参加するのを別の言い方をすると自分を「運んで来る、持って
来る」と考えて良いと思います。物を「持って来る」や友達を「連れて来る」と
同じような表現と考えると「timu=物を持ってくる、友達を連れて来る、自分が
参加する」になります。英語では「bring=持って来る、連れて来る」ですので
「timu=参加する、自分を連れて来る、友達を連れて来る、物を持ってくる」と
推測できます。一か所に物を「tumu=積む」にはそこに物を「運んで来る」のが
最初の仕事で積むのはその後です。順序は「持って来る→積む」です。

シュメル語では次の通りです。

TUM = 持って来る、英語では bring