糸満は魚を獲るイチマナーが住む村が大きくなった町です

 糸満は「漁民=イチマナー」で有名な町です。漁民の仕事は海へ出かけて
魚を獲りそれを「持ち帰って来る」のが仕事です。「陸と海を行き来」する
状態は「糸」を取り出す時、糸で「生地を作る時」、「衣服を作る時」などの
動き、「グルグル回る」糸や、「グルグル回す」手の動きと似たような動作です。
「ito」や「iti」の音には「グルグル回る、行き来する」意味が含まれています。
沢山の魚を「tum-de=積んで」帰って来たら「大漁」です。沢山の魚を「tumi
=積」帰って来るのを家族は期待しているでしょう。そう考えると糸満の「語源」
もシュメル語やアッカド語で説明できます。

 アッカド語とシュメル語は次の通りです。

ita’t = 回る、周囲の、アッカド語、英語では around,

ITU = 行き来する (糸を紡ぐように同じ場所を行ったり来たりする)、
       シュメル語、英語では
TUM =(獲物の魚を獲り、帰りに魚を)持って来る、シュメル語
       英語では bring