遊び人から遊ぼう、アシバーからアシバー、と誘われたがバーと言って断った

  遊び人と遊ぼうを名護方言で言い換えると「アシバー・トゥ・アシバー」または
「アシバー・トゥ・アスバー」になります。「渡さない、取らさない」の首里方言は
「トゥラ・サン」で、名護方言は「トゥラ・ハン=ター・ハン」です。動詞の語尾に
つける「san」が「han」に変っています。 「s=h」です。 それを考慮に入れると、
「アシ=asi」は「アヒ=ahi」に変ります。「アシバー=asi-BAR」は「アヒバー=ahi-
BAR」になります。「asa」行音の「asa, asi, asu, ase, aso」は同じ事を表す活用形と
見なす事ができます。「asa行音=最初、最少の変化」の意味がありそうです。今日の
話をする時に「つい先ほど」の時間なら「朝=asa」かもしれません。「ちょっとした
時間で悪くなる」のは「asi=足」が早いと言います。今日に一番近い未来は「asu=
明日」です。「体の中から少しずつ出て来る水は「ase=汗」です。仕事の後で「少し」
だけ休憩するのが「aso-bi=遊び」かもしれません。「仕事」時間より「遊び」時間が
長いなら、それは「異常」だと分ります。それから考えると仕事時間より遊び時間が長い
ように感じさせる「アシバー=asi-BAR=ahi-BAR」は「異常な」人、「奇妙な」人、
「変り」者だと分ります。遊び人の沖縄方言「アシバー=アヒバー=ahi-BAR」は同じ
意味のアッカド語とシュメル語の合成語の可能性があります。普通の人間はこれは
「おかしい、変だ、怪しい」と思う誘いは「BAR=バー=嫌だ」と言って断る場合が
多いでしょう。

   アッカド語とシュメル語は次の通りです。

  ahu = 奇妙な、異常な、おかしい、異様な、風変わりな、アッカド語
         英語では strange, abnormal, queer, weird

BAR =シュメル語、アッカド語の ahuと同じ