貧すれば鈍するとピンチ、顰蹙、ヒンスンとガージュー: 悪い状態を表す言葉

  拗ねる態度は誉められません。「顰蹙=hinshuku」を買う場合が多いでしょう。「拗ねる」
の沖縄方言は「ヒンスン=hinsun」です。「他人の顰蹙を買うような行為は「悪い」行為です。
他人の事に口を「挟む=hasa-mu」のも「良くない」態度です。「hasa」行音は「悪い」行為を
表す場合が多いようです。会社では主流派が実験を握っています。相手方や「悪い」仲間と
一緒と見なされたら、窓際、「端=hasi」に追いやられます。 「はした=hasi-ta」ない奴と思われ
たら「悪く見られている」証拠です。戦場では「挟み=hasa-mi」内に遇ったら死ぬ確率が高いです。
「悪意の、恨む、恨みを持つ」のトルコ語は「hinc」です。「hasa」行音を含む日本語とトルコ語
何らかの関係があると見なした方が良さそうです。「強欲な」人も顰蹙を買います。気が強すぎて
自分の事だけ考えて、他人の事を考えない強欲な人は沖縄方言では「ガージュー=gardgu」と
言われます。 私は母音を強調する時には、その母音の前後に「r」の音を入れても同じだと考えて
います。「ガージュー=ga'dyu=ga'dgu」は「gradgu」に変化しても良いと考えています。 或は
「gardgu」の「ar」が入れ替わって「ra」になる場合もあると考えてます。「gardgu=gradge=grudge」
です。そう考えると「ガージューが「嫌われる」理由が良く分ります。

トルコ語では次の通りです。

hinc = 恨む、悪意の、英語では grudge