秋波を送る

   秋波を送るは現在では「秋波=shu’ha」と読んでいますが、「ankh」や「aka」行音は
「命、心の状態」を表す言葉に含まれている事を考えると、秋波は当て字で、元々は
「秋波=aki-nami」と言っていたと考えられます。 それを後から音読みして「秋波=shu’ha」
になったと考えられます。「shu’ha」に近い音も「心の状態」を表す言葉ですので、そのまま
受け入れられたのでしょう。同じ事を何回も聞かされると「飽き=aki」ます。「気に入らない」
のは「アカン=akan」と言います。こちらが相手を「好き」と言う「意思表示」が「秋波」を送る
ですので「秋=aki」波と読んだ方が「心の状態」を表しているのが良く分ります。ほとんどの
日本人は漢字を見ないで「shu’ha」の音だけでは何の事やら分らない人が多いのではない
でしょうか。それとも「同じ宗教を信じていて同じような似ているような心情の」人、同じ「宗派
=shu'ha」の人を思い浮かべるでしょうか。同じ「心情」になってくれ、同じ「宗派=shu'ha」に
入ってくれと言うのが「秋波=shu'ha」を送ると思うのでしょうか。 こんな事を考えないでも、
沖縄の方言を知っている方なら「shu’ha」は「心の状態」を表しているのが分ります。「心配」
を沖縄方言では「シワー=shiwa’←shiha’=シハー」と言います。名護方言では「心配する」は
「シワー・スン」です。 「秋=aki」波が「秋波=shu'ha」に変っても「心の状態を表す」のに
不都合はないのが分ります。「生きるか死ぬか」「命に関わる」問題は「安危=anki」に関わると
言います。古代エジプト語の復習をしましょう。
 
 古代エジプト語では次の通りです。

ankh = 命、 英語では life