一つの事を成し終えてから別の事を手掛けるとうまく行くようです

 物事をうまく成功させるには一つの事を成し遂げてから、その余勢で「別の」事を
始めたらうまく行く場合が多いようです。色々な事業で成功している人を見ると、まず
根幹となる事業を何十年も続けて成功し、その後で手掛けた「別の=betu」の仕事も
成功した例が多いようです。 まずは一つの仕事を為し「終える」事、それから「別」の
新しい事を始める事が大事だと考えられます。若い頃は恋をしますが、結婚に至らず
に別れる場合があります。二人の仲が「終わった」ら「別離=beturi」が待っています。
「別=betu」の沖縄方言は「別=biti」ですので、トルコ語の「終り」に音も意味も似て
いると言えそうです。国と国、県と県は国境や県境で分けられています。 旅行では
一つの国や県を通り、隣の国、県へ行く場合があります。 一つの国や県での日程が
「終る」と、そこを通り過ぎてその次は「別=betu=biti」の国や県に行きます。学生は
学校を卒業すると「別々」の道を歩みます。余程の事がない限り同期生との今まで
のような付き合いは無くなります。一時的に「中止」になります。何十年後かの同期会
までは「ご無沙汰=長い間合わない=目にする事がない、一時的中止」です。次に会う
までは一種の付き合いの「終り」です。

 トルコ語では次の通りです・

 bitir-mek = 終り、英語では finish, complete

 bit-mek  = 終り、終る、止まる、止める、
          英語では end, finish, stop, terminate, cease