2016-02-01から1日間の記事一覧

カマルー、釜戸の語源、料理する人と装置

沖縄には「karmaru=kamaru=カマルー」と言う名の女性がいました。今でも90歳以上の女性の童名がカマルーの人がいるかもしれません。その名の語源は「飯炊き女、台所の責任者」と推測されます。「主食=穀物=米」に関係ある言葉が「kamaru=カマルー」や…

カマーリンの語源、食える穀草

稲刈りが穀草を表す二種類の言葉を並べた言葉、即ち、「稲=karu=刈る、刈り=積み重ねる=倉庫に貯える」事が分ると、どうして稲が食える植物であると分ったのか興味が湧きます。この実、葉は「食える」かどうかは特に古代には生き続ける為には大事な知恵…

呉我山の語源、高い状態を表す二種類の言葉を並べた言葉

呉我だけでは呉我の語源は分り難いようです。呉我周辺には呉我山があります。呉我山の意味が分ると「呉我=goga=gu gar=グガー」の意味が分ると推測されます。即ち「呉我=高く積まれた土=gu gar=山」と推測されます。呉我の現地の古い言い方は「gu gar…

芝刈りに行くの語源、稲刈りに行く

刈る、苅る、狩る、語源は稲刈り

草を「karu=刈る」と言います。今の私たちは草を刈ると言う時の草は雑草でしょう。大昔は草を刈るの草は「稲」で、「karu=刈る」物は稲刈りの「稲=稲穂=穀物の穂がある茎」だったと推測されます。稲穂は稲刈りをした所で「積み重ねる」習慣が以前はあり…

羽柴筑前守、家のカミさん、石高と守の語源

「karmu=karmi=kami=守」の意味が「穀物=稲=石高」の意味が分ると一国を統治する国主や大名が「守」の名で呼ぼれるのも、自分の家庭で「食料を管理する奥さん」も、家の「karmi=kami=カミ」さんと呼ばれる、のも簡単に理解できます。「米の生産高→穀…

バイトをする理由、噛む、食べる為に働く、連想の楽しみ

なぜ学生がアルバイトをするか、その理由は元々は「bite=噛む=食べる」為、即ち、生きる為に「働く」事だったと推測されます。

カブン、カムン、過分な評価、値踏みと噛む

食べ物は「噛んで=食べて」始めてその味、値打ちが分ります。 「nebbu=ネブ」ミ、値踏みをするには「kamu=噛む」必要があります。噛むの名護方言は「kamunn=kamun=噛ムン」です。「k-abunn=k-amunn=噛ムン」の変化が推測されます。 人間の場合にも「k…

良く噛めの語源、穀物の食い方

米を食う時には良く「kame=噛め」と言います。良く「karumu=kamu=噛む」事が「大事」だと教えています。何故でしょうか。 沖縄方言では「r」が脱落する場合が多いです。「karmu=kamu=噛む」と変化したと推測されます。「大事な=主な」食べ物、主食は「…