カマーリンの語源、食える穀草

    稲刈りが穀草を表す二種類

の言葉を並べた言葉、即ち、

「稲=karu=刈る、刈り=

積み重ねる=倉庫に貯える」

事が分ると、どうして稲が

食える植物であると分った

のか興味が湧きます。この実、

葉は「食える」かどうかは特

に古代には生き続ける為には

大事な知恵だったでしょう。

「噛む、食える、の名護方言は

「kamaru=kamar=カマーリ」

ンです。「食える」草の実、稲穂、

麦の穂は、「穀物」と言われ主食

となったようです。「karu=

刈る」に相当するシュメール語

は「guru」ですが、グルには

「kama'ru=kama'ri=カマーリ」

ン、食えるの意味もあります。



 アッカド語とシュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。


 アッカド語  日本語   英語
 シュメール語  
(大文字表記)


 kama'ru  (A)  積み重ね
    

to pile up

  
       
       

 karu  (A)  穀物の   grain
         保存    store



   注: シュメール語の
      GURU に相当する   
   
       
 karu'    大盛り    pile of
  A      の穀草    barley

         積み重ね
         た稲穂


 
 
          
 
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France