イェン・チューの語源、注ぐと同じ、ドブネズミ 、鼠

先ほどは「雪舟」と「涙」で「鼠」の絵
を描いた事を述べましたが、なぜ猫や犬
では無く「鼠」なのか、やっとその理由
分かりました。「鼠」の沖縄方言が分か
ると納得します。イェン「チュー=注」
のチューにはサンズイが含まれています。
ドブネズミがイェン・チューの原義か
もしれません。 「注意する」の「注」
には飲み物を「注ぐ」意味もあります。
実は「犬」も「猫」にも「水」の意味
があります。 「鼠、猫、犬」の中で
一番分かり難い「水」が「鼠」と思わ
れます。






 シュメール語とアッカド語のアルファベット
 表記は次の通りです。



 アッカド語(A)  日本語   英語
 シュメール語  
(大文字表記)






 SHESH    雪舟 、       to weep

          瀬洲、

          忍び泣く   





 SHE      涙       tear




 SUH      破り      tear out
         外に出す
    


         外に引き    to extract
         出す
    
 


 ESH      水        water




 baku'     泣く       to cry



         忍び泣く     to weep


         涙を       to shed
         流す       tears


         弱い人を    to cause
         泣かす      to weep


         泣かす     to make cry





      注:  シュメール語の SHESH(忍び泣く)
          と同じ




 naqu'     泣く      to cry


         引き返す     to turn



 nak'su     切って     to cut
         泣かす


         倒れる      to fell


      注:  シュメール語の KUD (砕く)
          と同じ





The Assyrian Dictionary of
the Oriental Institute of
the University of Chicago (CAD)
Volume 11, N part 1
 36
341



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France


The Pennsylvania
Sumerian Dictionary