ウミン・ナラン、十二分に注意するなどの語源、想定外

hetakes02016-07-12

 普通の人が普通の時に出せる力は、最大限百%です。

詰り「十分」です。子供の頃に偉い人の挨拶に「十二分」

に力を出すようになどを聞いた事があります。 「十分」

で良いではないか、どうして「十二分」の力が出せるか

不思議に思っていました。「火事場の馬鹿力」のように

「十二分の」力が出るのは「異常事態」です。異常事態

でなくても「十二分」にと言う表現がある理由が分りまし

た。「思いもよらぬ=想定外」です。 「思い、想定」には

「心で思う事、考え」が含まれています。「思いもよらぬ」

に相当する首里方言は「12=u-min=ウミン」ユランです

が「想像もつかない、考えられない」の名護方言は「12=

u-min=ウミン」「成=ナ」「ラ=la」「ン=n」です。 「nalu=

成る」の否定が「ナラン=na-la-n」です。 「omoi=思い=

umui」を「否定する」時の「思い」は沖縄方言では「umin=

ウミン」に変化します。否定する時の思い「ウミン」と数字

の「12=umin=ウミン」は同じ音です。



 シュメール語のアルファベット表記
 は次の通りです。

 
 シュメール語   日本語  英語
(大文字表記)



 U.MIN      12    twelve


 U          10    ten


 MIN        2、両   two




 la       否定、     no,
         違う       not

         〜無しで   without 




 n   (H)   否定     no

         違う     not

        (否定詞)  (negative
                 particle)



 
       
    

Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France


 
ペンシルバニア大学
シュメール語辞典


Mark Vygus の
ヒエログリフ辞典
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