ウミン・ナラン、十二分に注意するなどの語源、想定外
普通の人が普通の時に出せる力は、最大限百%です。
詰り「十分」です。子供の頃に偉い人の挨拶に「十二分」
に力を出すようになどを聞いた事があります。 「十分」
で良いではないか、どうして「十二分」の力が出せるか
不思議に思っていました。「火事場の馬鹿力」のように
「十二分の」力が出るのは「異常事態」です。異常事態
でなくても「十二分」にと言う表現がある理由が分りまし
た。「思いもよらぬ=想定外」です。 「思い、想定」には
「心で思う事、考え」が含まれています。「思いもよらぬ」
に相当する首里方言は「12=u-min=ウミン」ユランです
が「想像もつかない、考えられない」の名護方言は「12=
u-min=ウミン」「成=ナ」「ラ=la」「ン=n」です。 「nalu=
成る」の否定が「ナラン=na-la-n」です。 「omoi=思い=
umui」を「否定する」時の「思い」は沖縄方言では「umin=
ウミン」に変化します。否定する時の思い「ウミン」と数字
の「12=umin=ウミン」は同じ音です。
シュメール語のアルファベット表記
は次の通りです。
シュメール語 日本語 英語
(大文字表記)
U.MIN 12 twelve
U 10 ten
MIN 2、両 two
la 否定、 no,
違う not
〜無しで without
n (H) 否定 no
違う not
(否定詞) (negative
particle)
Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France
ペンシルバニア大学
シュメール語辞典
Mark Vygus の
ヒエログリフ辞典
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