金子の語源、同じ意味の言葉の並列

 お金の事を「金子」と言う場合があります。

何故でしょうか。大金持と小金持と言う表現

もあります。お金はお金を産むと言う場合の

お金は「利子」です。 「お金=子=小=金」

と推測されます。 女子は「おなご」とも言い

ます。   「子=こ=ご」の変化が分ります。

金子の「子=す」は「子=ず」だったと推測

されます。「鈴」のように「す」の音が続くと

後ろの音は「ず」に変化します。 その仮定

が正しいと「お金=zu=su=子」と変化した

と推測されます。お金の歴史を調べると紙幣

より小銭の歴史が古いです。 「子=小=銭」

だったと推測できそうです。「su=se」の音は

英語では「purse=財布」です。  布告の布は

発布の「pu」です。


 アッカド語とシュメール語のアルファベット
 表記は次の通りです。


 アッカド語  日本語   英語
 シュメール語  
(大文字表記)
      

 zu'zu     金の    a synonym
  B       同意語  for gold


 zu'zu     お金の    half
  A       単位、   shekel
         半分


 ki'su      財布    a purse

         がま口   a money bag


 KUSH    がま口   a money 
 NIGNA           bag



シカゴ大学アッカド語辞典
Z の参照ページ
186


Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de France

ペンシルバニア大学
シュメール語辞典