画竜点睛の語源、円も最後の点で完成する、回ると終り

 満月は全ての丸い部分が見える状態

です。一部が欠けていたら満月ではあり

ません。満月は一種の「円形」です。円

を描くと分りますが、最後の一点が欠け

ると円は完成しません。この状態は諺の

画竜点睛と同じです。「最後の」一点で

「終る」状態が、画竜点睛で、「最後の」

一点を欠く、一点がないと「完成しない、

終らない」状態です。


 アッカド語と関連諸語のアルファベット
 表記は次の通りです。


 アッカド語  日本語  英語
 ヘブル語(Heb)
 セム祖語(PS)
 ウガリト語(Ug)



 aharru     後で    later


 uhhuru     後で    later

  注: aharru の変化形



 aharu     あはれ、 to stay
         取り残   behind
         された

         遅い   to be late


 ahr (Ug)    遅い    to be late


 aha'r (PS)  ある状態   to tarry
          に留まる   


 ihhar (Heb)   遅い    to be late

         

シカゴ大学アッカド語辞典
A part 1
の参照ページ
206



Akkadian Dictionary
by
Association Assyrophile
de Fdance